一つ目の問題ですが、停電箇所の把握がされておらず、そのような地区への安否情報をどのように対応するかなどといった事が、共通認識されていなかったという問題です。同級生で、やはり親を防府に残している友人は、電話がつながらないので、市の災害対策本部に電話をしました。ところが、電話に出た職員は、今、問い合わせしている地区が停電になっているのかもわからず、問い合わせるべく中国電力とのホットラインもわからず、結局、何の役にも立たなかったそうです。
私が、電話した時も同じでした。
あとで、市役所に行って聞いたところ、職員の共通理解ができておらず、まちまちに対応したが故に、このようなことになったと「ご迷惑をかけました」との説明でした。ある人は、出張所から確認にいってもらい、後ほど、電話を受け取るという約束になっていた人もいたそうです。ある人は、「わからないですねぇ」で終わり。こんなことが、8日からおきていたのです。
二つ目の問題は、危機管理の対応マニュアルができていないことです。さらに、びっくりしたのが、電気が来ないと電話が鳴らないことを行政の人間が知らないことでした。また、携帯電話が電池切れで使えなくなることも、ピンと来ていませんでした。
三つ目の問題は、清掃センターとの連携ができておらず、瓦礫の処理が、2転、3転したことです。関係部署との連携ができないために、瓦礫収集の日取りが、市民にうまく伝わりませんでした。そのため、いつまでに出せばいいのかパニックになった地区もあったと聞いています。
四つ目の問題はは、市の職員が手分けをして、停電している地区の様子を自分の足と目で確認しなかったために、一人暮らしのお年寄りや体の不自由な方への対応が遅れていとという点です。民生委員も自分のところで精一杯という時期だけに、このような場合の対応マニュアルの整備が急がれます。
五つ目の問題はは、罹災した人にとって、保険の手続きなどで必要な「罹災証明」の交付を市役所がしているということを、市民の末端まで伝わっていないことです。市のホームページも罹災した市町村の中で、公開が一番遅かったのではないでしょうか。ライフラインや知りたい情報が即座にアップされないところに市民本位という姿勢が怪しくなっています。
また、罹災証明の発行に対応した社会課の職員ですが、端的に言えば、人事の対応です。若い女子の職員は、罹災した方への対応とは程遠かったと思います。「難儀をされましたね」「家族の方はご無事ですか」などの声掛けがあっても不思議ではありませんが、私の感じる限りでは冷たい対応でした。
さらに、職員のある方は、食料がなくなったことについて「食料は自分で確保しないといけない。確保しないのが悪い」と言われました。私は、そのやり取りを聞いていて、「そうでしょうか」と疑問を持ちました。体の不自由な方にとっては、台風が来る、そのことさえ大変なのに、それは、できないでしょう・・・、と、あまりにも誠意のない言葉のように聞こえました。
さて、罹災状況ですが、上地のあたりを回ってみたとき、ブルーシートの家がかなりの数で存在しました。また、稲の塩枯れ、山にある竹林の塩による傷みなど、とてつもない災害のように今回は思います。皆様のお宅は大丈夫なのでしょうか。
本日、帰宅し、遠い地より、一日も早い復興をお祈りしています。